2022年10月24日月曜日

10月23日 雨森山

今年度応募して採用された「魅力づくり応援事業」のプログラムに含まれた「指導員派遣」として、兵庫県立大学 名誉教授 服部 保先生にお越しいただきました。

登山口から第一休憩所まで歩きながら、ハイキングコース両脇に自生する草木を指して、名前とその里山での有用性に関して詳しく教えていただきました。

服部先生から見た雨森山は「シカの食害による林床衰退(下草の消失)が顕著で、放置すると大雨で土砂が流されやすい」とのことでした。

20年前、シカの食害が問題にならなかったときに策定した兵庫方式の里山整備(落葉広葉樹を残し、常緑樹を間伐する)から林床衰退を防ぎ大規模な災害発生を阻止する里山整備に重点を移すべきとのことでした。

そのためには、雨森山に自生するシカが食べない草類(ジュウモンジシダ、スゲ類)や常緑樹(アセビ、ガンピなど)は積極的に増やすことが重要。

ジュウモンジシダ
倶楽部が進めているリョウブなどの中高木保護も必要であるとのことでした。

服部先生は雨森山にウワミズザクラやエドヒガンが多数自生していることに驚かれ、是非雨森山のエドヒガンを町の天然記念物に指定するべきと強調されていました。
数多くの貴重なご意見を参考に雨森山、杤原の里山整備を進めていきたいと思います。

なお、作業は第2広場周辺の鹿よけネット巻き付けでした。
動画






2022年10月11日火曜日

10月10日 雨森山

 昨夜からの雨が残り、小雨交じりの中で作業開始。

その後雨も上がり、予定した鹿よけネット巻き付けはなんとかはかどりました。

結構降った雨で一庫ダムも増水していました。


今回もハイキングコース脇で焚き火跡を発見
作業は第2広場手前までの登山道両側のリョウブに金網巻き付け。
30mの金網2巻を使って100本ほどのリョウブに鹿よけネット巻き付け。







内馬場にもアケビの実が見つかりました。
動画




2022年10月3日月曜日

10月2日 杤原

気温は高いが里山は秋

アケビ

キンモクセイ

彼岸花
 小峰池と森舞台で草刈り



森舞台草刈り後
山側に3mほど伸びたクサギも伐倒

小峰池
大きなエゴノキの枯れ木が倒れていたので枯れ枝を処分


動画